2016*唐松岳登山⑤ ~花の大辞典・黒菱平まで~
2016年7月30日 (土)
2016*唐松岳登山⑤ ~花の大辞典・黒菱平まで~
唐松岳登山、最終章です。
7月10日。
唐松岳山頂小屋から。。。晴天のなか、絶景を眺めながらの下山。
とうとう、八方池が目に見えるところまでやってきました。
しかし。。。
八方池に映る白馬三山を期待したのですが。。。上にあったあの雲海がとれず。。。あいにくガスっていました。
上はいいお天気でも、少し下がるとこうなるんだあ~
かすかに見える八方池もガスって。。。確認がなかなかできません。
ま~そんなうまく行かないかあ
それでも。。。。花だけは裏切らず。。。楽しませてくれます。
ハクサンチドリ
頂上付近でも見られましたが、ここでも。。。。
ひとつひとつの花の模様が小さいけれど蘭っぽいです。
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ミヤマアズマギク
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シロバナニガナ
黄色いものはよく見ますが、白いのはまた違った感じで新鮮です。
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タテヤマリンドウ
前日も雨の中見つけたけれど、渦を巻いてつぼみのまま。
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ハクサンタイゲキ
鎌が池にたくさんありましたが、ここにも。
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ミヤマムラサキ
前日も見かけました。
同じ花なんだけど、お気に入りはついつい再度アップしてしまいます。
花を見ながら下ってきたところ、ようやく八方池が見えてきました。
おう~
やっぱり。。。ガスが多くて見えずらいわ!!
ちょうど上で目えていた雲海の下になるのかな?
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八方池の周りには、ムシトリスミレ、キバナノカワラマツバ、クモマミミナグサ等。。。。こんな花があちこちに見られます。
ハッポウタカネセンブリ
八方尾根の固有種、
ハッポウタカネセンブリは小さくて色がブルー。濃いブルーのドットがかわいらしい色彩です。
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ユキワリソウ
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ヨツバシオガマ
このお花は山頂近くから、リフト乗り場まで多く咲いていました。
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ヒロハヘビノボラズ
なんて変わった名前!!ハ行ばかりの名前~┐(´-`)┌
覚えられないよ!!と思ってよ~く見たら。。。
広葉蛇上らず!って意味なのかしら。。。
帰って調べたらビンゴ。
その理由が広い葉にもすごいとげとげがあって蛇でも登れないという意味なんですって。
おもしろい名前の付け方もあるもんだ~
お花は丸っこくてかわいいのになあ~
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オオタカネバラ
一輪だけ咲いていました。
はまなすにも似てるし、、、
つい先日見に行ったサンショウバラにも。
このほかにもにお花は咲いています。
多すぎて全部紹介しきれません。
八方池の周りで休憩です。
でも、、、人が多すぎてどこで休憩していいのやら~
池の周りは人人。人。
やっと空いたベンチを一つ見つけて。。。
荷物を置いて休憩です。
人は次から次にやってきます。景色はイマイチなので。。。。みんな雲が晴れるのを待っているようです。
風が吹いたり、、、時折。。。雲が晴れたりするので。。。。
パ~っと晴れて、池に白馬三山が映った姿を想像しながら、、、
30分ほど待ったでしょうか。。。
どうも無理らしいので、下山することに。
渋滞にあうよりは早く帰る方がいい~ということで。。。
再度歩き始めました。
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イワギキョウ
この透き通るような鮮明なブルー。
実際にはもっと紫っぽいのですが。。。。
まるで。。。人の手で植えられたように岩の色と花の色のバランスがよく。。。
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イブキジャコウソウ
背が高くなくて広がって花をたくさんつけます。
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タカネツメクサ
星がいっぱい。。。。空に咲くように。
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地味だけど蘭っぽい花。
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クモマミミナグサかな~
背が高いのでちょっとおしゃれな感じ。
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クルマユリ
熊笹の中に一輪。
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ミヤマダイモンジソウ
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オオバギボウシ
咲き始めたところかな~
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エゾシオガマ
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タテヤマウツボグサ
という訳で。。。。
沢山の花達に楽しませてもらいながら戻ってきました。
鎌池のニッコウキスゲは前日の霧の幻想的な雰囲気はなく、明るく夏のニッコウキスゲの景色となっていました。
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今回、前日は地獄の登山でしたが、次の日は日の出よし、展望よし、花よしの素晴らしい一日となりました。行ってよかったなあ~
私の軟弱歩きに合わせてくれた長男に感謝です。
*お山や花の名前。。。知識が薄いので間違いもあるかと思います。
ご指摘くださればありがたく思います。
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